明治安田J1リーグ第13節のセレッソ大阪対町田ゼルビアが4月29日に開催。FWオ・セフン(町田)のゴールシーンでオフサイドがあったという指摘が相次ぎ、小屋幸栄主審や中井敏博VAR(ビデオアシスタントレフェリー)担当への異論が止まない中、元サッカー選手も異論を唱えている。


 0-0で迎えた48分、オ・セフンは左サイドからのクロスボールにペナルティエリアで反応。トラップして左足からシュートを放つと、ボールはゴールマウス左隅に吸い込まれた。ただその際、シュートコースに町田所属選手が一人立っていただけに、オフサイドの可能性が。VARが介入したものの、ゴールは認められた。

 このジャッジに、ネット上では町田所属選手が立っていたことにより、GK福井光輝(C大阪)がセーブできなかった可能性を指摘する声が噴出。4月25日開催のFC東京対ガンバ大阪では、似たようなシーンでFWイッサム・ジェバリ(G大阪)のゴールが認められなかっただけに、ファン・サポーター等からの不満が相次いでいる。

 そんななか、かつてFC今治でプレーしていたやすたか氏は、オ・セフンのゴールシーンを取り上げたインターネット動画配信サービス『DAZN』公式Xアカウントの投稿動画を引用した上で、「VAR使うまでもなくオフサイドだと思う。これOKならシュートの時はゴール前に棒立ちする作戦OKになっちゃう。なにこれ。。。」と私見を述べている。

 また、C大阪サポーターとみられる一部SNSユーザーからの反応に「これは主審とVARから説明欲しいですよね。
どんな説明されても納得できない気がしますけど」とコメント。オフサイドではないとの指摘には、「そうゆう考えの方もいらっしゃるんですね。GKから見てボール飛んできた先に人がいたら気になるし邪魔ですし判断は遅れると思いますけど」と、町田所属選手が立っていることにより、福井への影響があったとの認識を改めて示している。
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