
Zico All-Star Game For Peace HIROSHIMA 80 Years 制作委員会は4日、 7月27日(日)にエディオンピースウイング広島にて開催する「Zico All-Star Game For Peace HIROSHIMA 80 Years」のワールドレジェンズチーム監督に、中田英寿氏が決定したと発表した。
世界で活躍する日本人選手の先駆者とも言える中田氏。
2006年ドイツワールドカップを最後に29歳で現役を引退。100以上の国や地域の旅を経験し、その後は日本文化にかかわるさまざまな活動のほか、現在は国際サッカー連盟(FIFA)の諮問機関である国際サッカー評議会(IFAB)の諮問委員も務める。
今回のチャリティーマッチは、日本で活躍したワールドレジェンズ18名、世界でプレーしたジャパンレジェンズ18名が広島の地に集結し、華麗なプレーを披露する一夜限りのドリームマッチ。
「サッカーを通じて平和のメッセージを伝える」というジーコ氏の熱い思いで長年開催されているチャリティーマッチの一環で、初の海外開催として日本の広島で行われることになった特別なイベントだ。
中田氏にとって、元日本代表監督のジーコ氏はドイツワールドカップまでの4年間をともに戦った恩師ということもあり、世界のレジェンドたちを率いる指揮官への就任を快諾したとみられる。
試合の観覧チケットは7月3日(木)から一般発売が開始。収益金の一部は広島県サッカー協会を通じ、子どもたちのサッカー環境整備支援に、そして広島市を通じ原爆ドーム・平和記念公園の整備補修支援に役立てられる予定だという。