夏の移籍市場の開幕が目前に迫った欧州サッカー。

フランスメディア『Onze Mondial』は「パリFCに向けた5つのアイデア」として、来季よりフランス1部に昇格するパリFCに向け、5名の選手を補強候補として推薦した。

そのうちの1人としてあげられたのが、日本代表FW中村敬斗だ。

同メディアはパリFCを「今後数週間で最も注目を集めるクラブになる」と評し、フランスの大富豪アルノー家によって買収され、レッドブル・グループの支援も受けるクラブについて、十分な資金力をもとに、1部残留を目指した「賢い補強」を行うという見解を示した。

補強の候補として挙げられた中村については、「降格という悲惨な結果に終わったクラブにおいて、ひときわ輝きを放った」と評価。

公式戦12ゴール3アシストという成績と、スタミナがあり、サイドでも中央でもプレーできるプレースタイルについて、「現代サッカーに必要な要素を全て備えている」と絶賛した。

こうした特徴を踏まえ、同メディアは「現代性を象徴するようなクラブを目指すパリFCにとって、中村はまさに理想的なパートナーとなる」と結論づけた。

中村には既に複数のクラブからの興味が報じられているが、新たにパリFCも争奪戦に加わることになるのか。

豊富な資金を携え、46年ぶりにリーグアンの舞台に挑むクラブの動向に注目だ。

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