元チェルシーのDFジョン・テリー氏がマラソン大会に出場した。27日、イギリス『The Sun』が伝えた。

2018年に現役引退したジョン・テリー氏。チェルシーやアストン・ヴィラなどで活躍した名ディフェンダーはロンドンマラソンに出場したが、44歳にとっては厳しい闘いだったようだ。

序盤はいいペースで走っていたチェルシーのレジェンドだったが、中間地点を過ぎたあたりで失速。35キロ地点からは5キロの走行に55分を要し、テレビカメラには足を引きずりながら歩く同氏の姿が映し出された。

なんとかして5時間43秒でゴールテープを切ったテリー氏は「これはサッカーの試合後の気分とはまったく違う。比べようがない。これはいままでで一番大変なことだった。うん、本当に大変だったね。精神的にも肉体的にも」と顔をひきつらせた。

「たくさんトレーニングしたよ。最近は暑い中でトレーニングするためにドバイに行った。でも、緊張もあったしよく眠れなかった。

足が痛くてたまらないよ。6、8週間お酒を飲んでいないから、美味しいビールを飲むのが楽しみだね」

なお、マラソン大会の参加者からはテリー氏の乳首が出血していたとの目撃談が。

身を粉にして完走したテリー氏は「もう一度走るかどうかはまだ分からない。今回が初めてのマラソンで、もしかしたら最後のマラソンになるかもね。まだ分からないよ」とマラソンの厳しさを味わったようだが、「ファンの声援や応援を聞くのは信じられないほど素晴らしかった。すべてを吸収することができた。会場にはチェルシーファンがたくさんいて、サッカーファンの何人かとちょっとした冗談を交わすのも、うれしいよね。応援してくれたみなさん、本当にありがとう」とファンへの感謝を口にした。

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