伊東純也、中村敬斗、関根大輝の日本代表トリオが所属するスタッド・ランスは、フランス2部リーグへの降格が決まってしまった。
スタッド・ランスは、日本のYASUDAグループがメインスポンサーになり、昨夏には来日ツアーを行うなど日本とのつながりを強めてきたクラブ。
ただ、来年にワールドカップを控えていることもあり、日本人選手たちは退団も噂されている。
『France Blue』によれば、スタッド・ランスのジャン=ピエール・カイヨ会長は、降格決定後にこう話していたそう。
「(伊東や中村たちが来季2部でプレーするのは想像しにくいが?)
もし、適切なオファーがなければ、想像しにくいとしても、彼らはそこにいるだろう。
(日本進出は、スポンサーYASUDAとの財務面や、獲得した選手たちのスポーツ面に関しても疑問視されるか)
日本人選手がいるのは偶然だ。一部の人々が想像するのとは違い、2人目の選手を連れてくるのは日本人ではなく、スカウトのルートだからね。
実際、彼ら全員がすべて異なるネットワークやアプローチを通じて加入した。
最初の2人(伊東と中村)は既にヨーロッパで実績を残していました。3人目(関根)は逆。彼らが加入したのは、スタッド・ランスとヨーロッパが現在良いイメージを持っているためだ。
日本ツアーは、スタッド・ランスの日本でのイメージ向上に大きく貢献した。そのため、今年中に4人目の日本人選手や別の選手が加入する可能性もある。
なぜなら、我々はその市場に力を入れており、いいイメージがあるからだ。
適切なオファーがなければ、伊東と中村を売却するつもりはないようだ。
また、日本進出強化は疑問視するものではないとして、4人目の獲得も示唆していた。