2026年W杯に向けたアジア最終予選は、10日に各地で最終節が行われた。
すでに日本代表が突破を決めていたグループCでは、2位オーストラリアと3位サウジアラビアが激突。
ホームのオーストラリアは前半19分に先制されるも、Jリーガーのミッチェル・デュークが英雄になった。
J1町田ゼルビアに所属する34歳のベテランFWは、前半42分に同点ゴールをアシストすると、後半3分には逆転ゴールをゲット!
終盤に訪れたPKのピンチは守護神マシュー・ライアンが阻止し、2-1で競り勝ったオーストラリアが、W杯行きをつかみ取った。
2024年1月以来となる代表でのゴールを決めたデュークは「超気持ちいい。道のりは最高のスタートとは言えなかった。それに、自動出場権獲得という結果もしばらく達成できていなかった。信じられない気持ちだ。関係者全員が称賛に値する」としつつ、PKを阻止したライアンのことを「まさにレジェンドだ」と讃えていた。
今予選のオーストラリアはいきなり格下バーレーンに敗れると、2戦目もインドネシアに引き分ける厳しいスタートに。
だが、昨年9月に就任した元Jリーガーでもあるトニー・ポポヴィッチ監督のもとでチームを立て直す。
日本相手に1勝1分で勝ち越すなど新監督のもとでは5勝3分と復調を見せ、最終的には本大会行きを決めた。