イギリス紙『The SUN』は14日、2005年にプレミアリーグで審判員を勤めていたスティーブン・ウィルソン氏について、性的暴行の罪で投獄の判決を下されたと報じた。

ウィルソン氏は2009年、見知らぬ男性を「たくさんの女の子」がいるパーティーに連れて行くと約束して、タクシー乗り場から自身のアパートまで男性を誘い出した。

被害者男性はその後ウィルソン氏の自宅に監禁され、性的暴行の被害に遭った。

ウィルソン氏は本事件について10年以上にわたり逮捕されていなかった。

しかし、2009年、2011年に未成年の少年に対する性的犯罪を複数行ったことを理由に逮捕されており、その事件を知った被害者が警察に通報。2021年に再び逮捕された。

判決後、ウエスト・マーシア警察のクリス・ホークス刑事は「被害者はアパートに閉じ込められている間、非常に怯えていました。彼はウィルソンのことを全く知らなかったため、自分の身の安全を心配していました。彼の恐ろしい試練は3、4時間続き、外が明るくなってからようやくアパートから出るのを許されました。2009年に被害者に屈辱的で屈辱的な試練を与えたウィルソンにとって、この判決を得ることができて嬉しく思います」と語り、長年未解決だった事件の解決に安堵の心中を明かした。

プレミアリーグでは昨年にも審判員による薬物吸引疑惑や、チーム関係者への問題行動が発生していた。選手スタッフだけでなく、運営側の審判員にも、より一層の綱紀粛正が求められるだろう。

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