前田大然、旗手怜央、山田新、稲村隼翔の日本人4選手が所属するスコットランドの強豪セルティック。

27歳の前田は昨シーズン公式戦33ゴールと大活躍し、今夏の移籍を希望していたものの、セルティック側の事情で残留することになった。

その前田は、左ウィングを主戦場としているが、今年1月に古橋亨梧が退団して以降はセンターフォワードでも起用されている。

そうしたなか、かつてセルティックの宿敵レンジャーズでもプレーした元スコットランド代表FWロス・マコーマックは、『Open Goal』のYouTubeチャンネルで、前田についてこう指摘していた。

「彼はストライカーではない。ちゃんとしたキックもできないし、フィニッシュもできない。(昨シーズンの得点量産は)関係ない。

カップ戦決勝やオールドファームでの1vs1のシーンはどうだった?(決定機を逃してしまったカイラトとの)チャンピオンズリーグ予選は?

ノー、ノー、ノー、彼はストライカーじゃない。ストライカーというのは、フィニッシュを任せられる選手だ」

マコーマックは小柄ながら敏捷性に優れ、得点嗅覚を持つストライカーだった。

ただ、前田はセンターフォワードで起用された14日のキルマーノック戦ではサイドからのクロスにダイビングヘッドで合わせて得点を奪っており、現地ではゴール前での動き方が評価されている。

なお、セルティックは移籍期限最終日にナイジェリア人FWケレチ・イヘアナチョを補強。今後は彼が中央に入り、前田はサイドでプレーすることが予想されている。EL登録からも外れた山田は、イヘアナチョ加入のあおりを受けそうだ。

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