今季からドイツ1部リーグのザンクトパウリでプレーする藤田譲瑠チマ。

23歳の日本代表MFは、29日に行われたブンデスリーガ第2節ハンブルガーSVとのダービーマッチにフル出場した。

ザンクトパウリが1点をリードした後半15分には藤田が素晴らしいプレーを披露。

味方GKからのスローイングを受けると寄せてきた相手をかわしつつ、自陣内から前線へ長いスルーパスを繰り出す!

抜け出したベナン代表FWアンドレアス・ウントンジが、冷静にシュートを流し込み、追加点をもたらした。

藤田のアシストもあり、ザンクトパウリは地元のライバル相手に2-0で勝利。23日に行われたドルトムントとの開幕戦は3-3で引き分けており、嬉しい今季初勝利となった。

藤田は司令塔として優れたパフォーマンスを見せ、現地紙『Zeit』は「一流のパス」とアシストを称賛している。

ザンクトパウリMFマティアス・ラーゲは「相手が激しくプレッシャーをかけてくること、ハイプレスを想定して準備していた。その結果、相手守備陣の背後にスペースができており、我々はそれをうまく活用した」と試合後に語っていた。

藤田は来月の日本代表遠征メンバーに招集されており、この後はメキシコ、アメリカ戦へ向かうことになる。

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