J1京都の18歳韓国人MF、日本国籍取得へ!「第二の遠藤航」とも評される逸材…U-18韓国代表参加で強く感じた“違い”とは

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J1の京都サンガF.C.でプロ1年目を戦っている元U-18韓国代表MF尹星俊(ユン・ソンジュン)が、日本国籍を取得する方向であることが今週報じられた。



その背景について、韓国メディア『スポーツ朝鮮』は2日、詳細な“裏話”を交えて報じている。



韓国人の両親のもと、日本の大阪府で生まれた尹星俊は18歳のボランチ。京都のアカデミー出身で、安定したボール運びと豊富な運動量を武器とする。



昨年4月、U-18韓国代表に初めて招集された際には、「目の前の試合に集中すれば代表、そして世界的選手になれる」と語り、かつて京都から世界へ飛躍した朴智星を超える存在になる意欲も口にしていたという。



しかし、その後の1年で状況は大きく変化。所属する京都で出場機会を増やし、主力へと台頭。今季はJ1で複数試合に先発出場し、タックル数でリーグ上位に立つなど存在感を発揮している。



こうした活躍に、日本サッカー界も注目。日本サッカー協会(JFA)は、遠藤航のような機動力に優れた小柄な守備的MFの系譜に合致すると評価し、「第二の遠藤」として期待を寄せ、代表入りを視野に“ラブコール”を送ったとされる。



最終的な決断を左右したのは、本人の感覚だったようだ。関係者によると、尹星俊はU-18韓国代表の合宿で“違い”を強く感じたという。



言語面では韓国語が十分に理解できずコミュニケーションに苦労し、プレースタイルでもギャップがあった。日本で培った「スペースで受けて展開する」スタイルに対し、韓国では同様の局面でもパスが来ない場面が多く、戸惑いを覚えていたとか。



こうした経験から「自分のサッカーには日本の方が合う」と感じ、その思いは京都での継続的な出場機会を通じて確信へと変わった。



報道では、尹星俊は5月4日に迎える19歳の誕生日後に帰化手続きを進める予定で、認められれば正式に日本人選手となる見通し。目標はロサンゼルス五輪出場、そして将来的な日本代表入りだとしている。



一部では「韓国を捨てた」との批判もあるが、関係者は「深い悩みの末の決断」と強調。両親は韓国代表入りを望んでいたものの、本人は言語、思考、サッカースタイルのすべてにおいて日本の環境で育ってきた。「日本人が日本代表を目指すための帰化と理解すべき」という見方も示されている。



過去には、韓国の世代別代表経験を持ちながら日本に帰化した李忠成が、2011年のアジアカップ決勝で決勝ゴールを挙げた例もある。李氏も今回、「後輩の挑戦を応援したい」とエールを送った。



韓国側にとっては有望な中盤人材の流出という側面もあるが、記事は「失った人材を惜しむより、新たな選手育成に力を注ぐべきだ」と締めくくっている。尹星俊の選択は、個人のキャリアとアイデンティティ、そして日韓サッカーのスタイルの違いが交差した結果といえそうだ。



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筆者:奥崎覚(編集部)



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