サッカーの歴史上「最も高額で取引された10代選手」トップ5
サッカーの歴史上「最も高額で取引された10代選手」トップ5

近年のサッカー界では選手の取引が一つの大きなビジネスになっており、移籍にしたがって支払われるお金の額が非常に高いものになった。

今回は『Football Transfers』から「世界で最も高額で取引された10代の選手たち」をご紹介する。

5位:ロメオ・ラヴィア

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移籍元:サウサンプトン

移籍先:チェルシー

移籍したシーズン:2023-24

現在の年齢:21歳

移籍金:6210万ユーロ(およそ100.89億円)

ベルギー出身のロメオ・ラヴィア。アンデルレヒトの下部組織で育成され、16歳でマンチェスター・シティへと移籍し、2022年にローン先のサウサンプトンで活躍を見せた。

チームが降格したこともあって2023年夏には争奪戦の末にチェルシーへの移籍を決断し、移籍金は5000万ポンドを超えるものになったと伝えられている。

身体能力と技術を兼ね備えた守備的ミッドフィルダーとしてプレミアリーグでも屈指のスタッツを記録したことがあるが、今季は怪我に苦しみ公式戦13試合の出場に留まっている。

4位:レニ・ヨロ

サッカーの歴史上「最も高額で取引された10代選手」トップ5
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移籍元:リール

移籍先:マンチェスター・ユナイテッド

移籍したシーズン:2024-25

現在の年齢:19歳

移籍金:7000万ユーロ(およそ113.72億円)

リールの下部組織で育ったセンターバック。16歳でリーグアンにデビューし、クラブの歴史上2番目の若さでプロの舞台に立った。

2023-24シーズンにはレギュラーに定着し、ヨーロッパの舞台でも活躍したことで注目を集め、2024年夏にマンチェスター・ユナイテッドへと移籍することになった。

190cmの大柄な身長を活かした空中戦に加え、スピードやポジショニング、パワー、技術など様々な能力を備えたオールラウンダー。今季は足の負傷に苦しんでいるが、このところは徐々にフル出場の試合を増やしている。

3位:マタイス・デ・リフト

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移籍元:アヤックス

移籍先:ユヴェントス

移籍したシーズン:2019-20

現在の年齢:25歳

移籍金:8550万ユーロ(およそ138.9億円)

育成の名門アヤックスの下部組織で育ったセンターバック。2016年に若くしてトップチームにデビューし、17歳でヨーロッパリーグの決勝戦に出場したという天才でもある。

その実績もあって2019年にユヴェントスへ移籍した際は当時の10代ディフェンダーとして最高額となる違約金が動いた。それは8550万ユーロに達したと伝えられている。

その後バイエルン・ミュンヘン、マンチェスター・ユナイテッドと移籍したことにより、25歳にして累計の移籍金額でも世界トップクラスの選手となっている。

2位:ジョアン・フェリックス

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移籍元:ベンフィカ

移籍先:アトレティコ・マドリー

移籍したシーズン:2019-20

現在の年齢:25歳

移籍金:1億2700万ユーロ(およそ206.32億円)

ベンフィカの下部組織から昇格し、すぐさまポルトガルリーグで大活躍を見せたジョアン・フェリックス。それからまもなくアトレティコ・マドリーが彼を獲得することになったが、その時の移籍金は驚くべき額になった。

ただ、高い技術を活かしたプレーが特徴であったためアトレティコ・マドリーのフィジカル重視なスタイルに合致するかどうかが疑問視され、その不安は的中した。

その後チェルシーやバルセロナへの期限付き移籍を経て退団し、アトレティコ・マドリーにとってはなかなか難しい結果になっている。現在はチェルシーからのローンでミランに所属している。

1位:キリアン・エムバペ

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移籍元:モナコ

移籍先:PSG

移籍したシーズン:2018-19

現在の年齢:26歳

移籍金:1億8000万ユーロ(およそ292.43億円)

南野拓実が所属しているモナコの下部組織で育ったキリアン・エムバペ。10代にしてウイングのレギュラーを獲得し、チャンピオンズリーグでも活躍したことで注目を集めた。

パリ・サンジェルマンに移籍したときは当初ローンでの加入であったが、1年後に契約が買い取られ、その際にはなんと1億8000万ユーロもの資金が動いたとされている。

それからも活躍を続け、今季はパリ・サンジェルマンからフリーでレアル・マドリーへと移籍。スペインの舞台でもゴールを量産している。

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