日本代表が世界最速で予選を突破した2026年W杯。

欧州では予選が始まったばかりだが、2大会連続で予選敗退のイタリアは、今大会の予選も黒星スタートになってしまった。

4度のW杯優勝を誇るアズーリだが、6日に行われたノルウェー戦でアーリング・ハーランドらに前半だけで3点を奪われると、そのまま0-3で敗戦。

Optaによれば、イタリア代表がW杯予選で前半だけで3失点するのは史上初だそう。また、W杯予選での2連敗も3試合連続無得点も史上初だとか。

ルチアーノ・スパレッティ監督は「1失点目は防げたが、この選手たちを起用し続ける」と語っていたが、現地紙はすでに悲観ムードが漂っている。

「最悪のスタート、悪夢のようなデビュー戦、オスロで完敗」

「イタリアの2026年W杯への道のりは、悲痛な音とともに幕を開けた。わずか1試合を終えただけで、既に窮地に追い込まれている」

「存在感のないアズーリ、プレーオフの悪夢が再び。スパレッティ率いるチームは反撃できず、グループ首位争いで明らかに後れを取っている」

「イタリアはノルウェーで0-3の敗北を喫し、W杯出場権獲得の危機に。アズーリにとって衝撃的な敗北は枠内シュート1本だけだったということ」

「イタリア、恥を知れ!W杯出場は厳しい状況に。歴史的な失策だ。イタリアのパフォーマンスは恥ずべきものだった。辞任に値する」

また、監督と選手が謝罪したとも。 DFジョバンニ・ディ・ロレンツォは「ひどい負けだ。

次の試合まであと3日。この試合について深く考える時間はない。申し訳ないが、すぐに次の段階に進まなければならない」、守護神ジャンルイージ・ドンナルンマも「「我々はイタリアだ。こんな試合はあってはならない」とうなだれていたそう。

イタリアはノルウェー、イスラエル、エストニア、モルドバとのグループIで首位になればW杯出場決定となるが、2位ならプレーオフ行き。

2022年大会予選でイタリアはプレーオフで格下の北マケドニアにまさかの敗北を喫して、2大会連続の敗退となった。

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