2018年のワールドカップで20年ぶりとなる優勝を飾ったフランス。

『Le Parisien』などによれば、ボルドー近郊のメリニャックで1日に行われたユーストーナメントで痛ましい事故が起きた。

14歳の選手が試合中の激しい接触で胸の痛みと呼吸困難を訴えると意識を喪失。空中戦で正面から衝突した際、相手選手が串刺しのような形で突き刺さったとも。

病院に緊急搬送されたものの、昏睡状態から心停止に陥り、肝臓の内出血のために24時間で3度の手術を受けたものの、3日に息を引き取ったという。肝臓は衝突の衝撃で真っ二つに切断された状態だったそう。

『Le Figaro』によると、試合中に事故死した少年の両親は、過失致死で告訴することを決めたという。

ボルドー検察庁は、捜査を始めており、悲劇の経緯を徹底的に解明するため、警察の地域犯罪課に捜査を託したとのこと。

今回の悲劇にボルドーの地元サッカー界に深い悲しみに暮れており、両親が始めた募金活動には、すでに3万2000ユーロ(528万円)以上が集まっているそう。

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