イタリアメディア『LA NAZIONE』は先月25日、同国マッサ=カッラーラ県リッチャーナ・ナルディの町内を流れる川で、21歳のサミュエル・ボッタレッリさんが遺体となって発見されたと伝えた。
同メディアによると、ボッタレッリさんは幼い時期からサッカーに親しみ、十代のころは地元のアマチュアチームでプレーしていたという。
サルツァネーゼ入団は叶わなかったが、その後は警備会社で働きながら調理師専門学校を卒業。ホテルやレストランへの就職を目指して活動していた。
そのような中、地元警察は24日にボッタレッリさんがバイクで出かけた後、行方不明になっていると通報を受け、すぐに調査を開始した。数時間にわたる調査の末、道路下の小川で遺体となって発見された。
事故の詳細は未だ明らかになっていないが、何らかの原因でボッタレッリさんが乗ったバイクはカーブした道路から外れ、道路下の小川に転落。そこでおぼれて命を失ったと推測されている。さらに、遺体は草木に隠れていたため、通行中の車からも気づかれなかった。
この事故の詳しい調査は現在も続いているという。