先月、韓国で行われた東アジアE-1選手権で2連覇を達成した日本代表。

韓国には1-0で勝利し、史上初の日韓戦3連勝を達成したことも話題になったが、韓国で期待されていた大型ストライカーがついに長期離脱から戻ってきた。

2022年W杯でイケメンFWとして大きな話題になったチョ・ギュソンだ。

188cmと長身を誇る彼は、W杯前には4万人だったInstagramのフォロワー数が293万人にまで急増した(現在は169万人)。

2023年夏にデンマーク1部のミッテュランに加入すると1年目は10ゴールを叩き出すも、2024年に膝の半月板を故障。

手術から3か月後に合併症を併発したため、昨季は1分もプレーできず、2024年5月以降、1年以上も公式戦から遠ざかっていた。

復帰を目指すなかで、長髪だったヘアスタイルを坊主にして、ヒゲも生やす驚きのイメチェンも話題に。

そのチョ・ギュソンは、17日に行われたヴェイレ戦に途中出場し、448日ぶりの公式戦復帰を果たした。

韓国の『Xports News』は「韓国サッカー界最高のイケメンがついに復帰!」と伝えている。

彼は、韓国サッカー協会のYouTubeで苦しいリハビリ期間についてこう語っていたそう。

「韓国での最初の手術後、イタリアで感染症に罹患した。リハビリ中に膝が腫れ、3回も水が溜まった。確認のために3度も水を抜かなければいけなかった、注射器で水を抜く際に感染したかどうかは分からない。

手術後、しばらく入院していて、体重が12キロも減った。

1日に3~4回鎮痛剤を服用しなければならず、夜中に何度も目が覚めた。あの頃が人生で一番辛かった。

最大の願いは、ここでいいパフォーマンスを見せ、代表チームに戻ってさらにいいパフォーマンスを見せること。もう一度夢の舞台に立ちたいので、W杯に向けてしっかりと準備し、ピッチで素晴らしいパフォーマンスを見せたい」

ミッテュランのトマス・トマスベア監督は、「彼の能力は信じられないほど素晴らしい。力強くプレーするし、優れたチームプレーヤーでもある。今でもチームにとって非常に重要な選手だ。ピッチに戻ってくるのを本当に楽しみ」とチョ・ギュソンへの期待を口にしている。

なお、日本と韓国はすでに2026年W杯出場を決めており、9月~10月にはメキシコ、アメリカ、パラグアイと同じ相手と戦う。

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