現日本代表メンバーの最年少、2004年生まれの川崎フロンターレDF高井幸大。
前回は負傷で無念の代表辞退となったものの、11月のメンバーにも選出されており、サムライブルーの次世代を担うディフェンダーとして期待を集めている。
今回は、そんな高井幸大と同じ2004年生まれのセンターバックたちをピックアップ!
同年代のライバルであり、将来が楽しみな3人の若手タレントを紹介していく。
クリスティアン・モスケラ
生年月日:2004年6月27日
所属クラブ:バレンシア(スペイン)
代表チーム:U-21スペイン代表
まずは、3,000万ユーロ(およそ48億円)と2004年世代のセンターバックでもっとも市場価格が高い、U-21スペイン代表のクリスティアン・モスケラだ。
ダビド・シルバ、ダビド・アルベルダらを輩出したバレンシア下部組織が上がりの逸材で、昨シーズンDF陣最多の36試合に出場するなど、この1年で急成長を遂げた。
相手エースを封殺する圧倒的フィジカルを備えるだけでなく、足元の技術も確かな現代型のセンターバックで、EURO王者に輝いたスペインのなかでも今もっともA代表に近い有望株の1人といえるだろう。
ミカイル・フェイ
生年月日:2004年7月14日
所属クラブ:レンヌ(フランス)
代表チーム:セネガル代表
アフリカの選手からは、セネガル代表デビュー戦でゴールを決めたミカイル・フェイに注目したい。
今夏バルサを飛び出し、育成に定評のあるフランスのレンヌに加入。ここまではセンターバックの3番手という位置づけだが、シーズン最後には序列が逆転する可能性も十分にあるだろう。
スピード、フィジカルともに高水準にあり、サイドバックにも対応可能な左利きのセンターバックという希少性もプラスポイントだ。
チェイス・アンリ
生年月日:2004年3月24日
所属クラブ:シュトゥットガルト(ドイツ)
日本人選手では、この数か月で急成長を遂げているチェイス・アンリも、欧州トップリーグでの活躍が期待できる逸材の1人だ。
A代表歴こそないものの、今季シュトゥットガルトのレギュラークラスに昇格。両サイドバックにもプレーの幅を広げ、CLデビューも果たすなど、ここまで順調な歩みをみせている。
デュエルや空中戦の強さは十分証明できているだけに、イージーなミスを減らして更なる高みを目指していけば、フル代表への道も自ずと開けていくだろう。