バルセロナでプレーする元ポーランド代表GKヴォイツェフ・シュチェスニ。

35歳の彼は昨シーズン限りで現役を引退したが、バルサ守護神マーク=アンドレ・テアシュテーゲンがシーズン絶望の重傷を負ったことで、急遽代役として現役復帰した。

彼は喫煙者として知られているが、『ESPN』によれば話をしていたそう。

「サッカーでは、若い人たちや、実際、チームメイトのために完璧な手本になれると信じられている部分もある。

自分のキャリアの中には、真似しない方がいいこともある。(模範となることについては)失敗している面もあるが、最高の自分であろうと努めているし、チームメイトや僕らを見ている若い子たちに正しい模範を示そうとしているんだ。

ただ、喫煙の話でいえば、どうか真似しないでほしい。自分はこの戦いに負けた。若い頃、自分にとってとてもネガティブな習慣を作ってしまった。それは分かっている。自分はそれに負けたんだ。だから、見ている人は、僕と同じことはするな。

(サッカー界でタブー視される喫煙を認めるのは)自分は政治家ではないからね。それが理由かもしれない。

ただのGKだ。ボールをキャッチして、蹴らなければならない。正直に、決して嘘をつかず、オープンであれば、これまでのインタビューに答えるのはずっと楽なこと。質問されたら、できるだけ正直に答える。話したくないこともある。さっき話したことについては、話したくない。

でも、誰かに聞かれたなら、そうだ(タバコを吸う)。でも、悪い見本にはなりたくないから、その質問には答えたくないんだ」

喫煙は悪習慣であり、真似すべきではないと自覚しているようだ。

バルサは今年に入って27試合でわずか1敗と強さを見せつけている。シュチェスニは、チームの守備力を讃えつつ、「適切な言葉が見つからないけど、(DF陣が頑張ってくれるおかげで)自分はタバコを吸いに行ける」とも口にしていた。

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