日本代表が世界最速で予選を突破した2026年W杯は、アメリカ・メキシコ・カナダの共催で行われる。
本大会の出場国数は、これまでの32か国から48か国に増え、大会試合数も64から104に倍増する。
そうしたなか、FIFAは16日に「FIFA Club Benefits Programme」についての声明を発表。
初めてW杯予選に向けて選手を派遣する全クラブに直接分配金を提供することになったとのこと。
クラブサッカーを支援するために、前回大会から7割増となる総額3.55億ドル(約519.7億円)が確保され、過去最多のクラブに分配金が支給される。
W杯予選に選手を派遣したクラブは、当該選手が本大会に出場するか否かにかかわらず、直接支給を受けられる。
FIFAのジャンニ・インファンティーノ会長は「2026年W杯に向けた強化版FIFA Club Benefits Programmeは、世界中の多くのクラブと選手が予選と本大会の開催に多大な経済的貢献をしていることを経済的に認識することで、さらに一歩前進した。過去最高の3億5500万ドルが選手派遣クラブへ分配される」とコメント。
なお、2022年大会では6大陸にあるFIFAのFIFA加盟協会に属する440クラブに2億900万ドル(約305億円)が配分された。