
UEFAチャンピオンズリーグもいよいよ4強の戦いがスタート。
PSGは29日に行われた準決勝1stレグ、アーセナルを相手にアウェイで1-0と勝利し、悲願のCL制覇に向けて一歩前進した。
開始早々の4分に決勝点を決めたのは、10番を背負うフランス代表FWウスマヌ・デンベレだった。
今季キリアン・エムバペが去ったPSGだが、ルイス・エンリケ監督のもとでチームとして進化。デンベレはその中でエースと言える活躍を見せており、ピッチ内外で見せるサッカーへ集中した姿は、バルセロナ時代を知るファンたちからは「別人」と評されるほどだ。
アーセナル戦でも大きな仕事をしてみせたが、この試合、いつものデンベレと少し違う部分があった。それは、足もと。
2025年4月25日 ニース戦(adidas F50+ ELITEを着用)adidasと契約しているデンベレ。最近は直前のニース戦も含め、スピード系の最新モデルである『F50』を愛用している。
ところが、アーセナル戦は、別のスパイクを突然履いていた。

こちらは、『F50』の一つ前のモデルに当たる『エックス クレイジーファスト』。
しかも確認したところ、1年前のCL準決勝、敗退したドルトムント戦2試合で履いていたのがこのカラーだった。

本人が特にコメントを残していないため真相は不明だが、1年前の悔しさから今回の準決勝に期するものがあったことは間違いない。非常に強い思いを持って試合に臨み、決勝点を決めたとみられる。
ただ、残念ながらデンベレは70分にハムストリングの負傷とみられる症状で途中交代。5月7日(水)に行われるホームでの2ndレグ出場は微妙となっている。