伊東純也、中村敬斗、関根大輝の日本代表トリオが所属するスタッド・ランス。

クラブは来日ツアーを行い、YASUDAグループがメインスポンサーになるなど日本との関係を強めてきた。

だが、今季のフランス1部リーグで16位と低迷すると、2部3位メスとの入れ替れプレーオフに敗れて、涙の降格が決まってしまった。

来年にはワールドカップが控えているだけに、伊東と中村の退団は必至とも伝えられている。だが、それが一変する可能性が出てきた。

今季6位だったリヨンが財政問題により、2部への降格を宣告されたのだ。

『L'Équipe』などによれば、リヨンの降格が確定した場合、スタッド・ランスは1部に残留できるとのこと。

「人の不幸は人の利益。スタッド・ランスは火曜日の夜、きっと喜びに浸っているに違いない。

リヨンの2部降格により、1部リーグに空きが出る可能性があり、その空きはスタッド・ランスのものになる。

しかし、リヨンはこの決定に対して控訴すると予想されているため、今後の展開を見守る必要がある」

実際、リヨンは降格処分に対して即控訴を決めており、それが全て棄却されない限り、スタッド・ランスの1部残留は確定しない。

その時期が移籍期間までずれ込むようなことがあれば、選手たちは微妙な判断を迫られるかもしれない。

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