なぜ「体罰」は無くならないのか? 「今はそんな時代じゃない」という思考の錯覚

なぜ「体罰」は無くならないのか? 「今はそんな時代じゃない」という思考の錯覚

近年、日本のスポーツ界で頻繁に取り沙汰されている「体罰」「ハラスメント」の問題。なぜ世間でこれほどまでに取り上げられ、問題視されているにもかかわらず、「行き過ぎた指導」がなくなることがないのだろうか? そこには日本スポーツ界に根深く残っている問題の本質がある――。

(文=花田雪、写真=Getty Images)

近年、日本スポーツ界で頻繁に問題になるハラスメント

スポーツ界の「ハラスメント」が止まらない。

11月18日、プロスケーターの織田信成氏が関西大学アイススケート部の監督を辞任した理由に、同部の浜田美栄コーチからのモラルハラスメントがあったとして、同氏を相手に1100万円の損害賠償を求める訴訟を大阪地裁に起こした。

このニュースはワイドショーなどでも大きく取り上げられているが、スポーツ界での「ハラスメント行為」が表面化し、問題となったケースは決して珍しくない。

ここ数年だけでも、体操レスリング、相撲、アマチュアボクシングアメリカンフットボール、テコンドーといった多くのスポーツが競技とは別の「騒動」で世間を賑わせている。

そしてそのほとんどに共通するのが、ハラスメントの加害者が指導者で、被害者がその教え子=選手であるという点だ。

筆者はこれまで、多くのスポーツ媒体の編集を手掛け、選手や指導者、関係者に取材を行ってきた。特に多いのが野球だが、やはり野球界にもこの「ハラスメント問題」は今なお根深く残っている。


あわせて読みたい

REAL SPORTSの記事をもっと見る

トピックス

今日の主要ニュース 国内の主要ニュース 海外の主要ニュース 芸能の主要ニュース スポーツの主要ニュース トレンドの主要ニュース おもしろの主要ニュース コラムの主要ニュース 特集・インタビューの主要ニュース

スポーツ総合ニュースアクセスランキング

スポーツ総合ランキングをもっと見る

コメントランキング

コメントランキングをもっと見る
2019年11月27日のスポーツ総合記事

キーワード一覧

このカテゴリーについて

試合結果、選手の裏話、ゴシップ、注目のスポーツイベント情報などスポーツ好き情報をお届け中。

通知(Web Push)について

Web Pushは、エキサイトニュースを開いていない状態でも、事件事故などの速報ニュースや読まれている芸能トピックなど、関心の高い話題をお届けする機能です。 登録方法や通知を解除する方法はこちら。