昨年12月にタレントのヒロミが経営するトレーニングスタジオから独立し、都内に自らのスタジオをオープンさせた、「カーヴィーダンス」の考案者でカリスマボディメイクトレーナーの樫木裕実さんが28日、自身のブログで、同スタジオが12月9日で閉鎖することを発表した。

 樫木さんはヒロミのスタジオのトレーナーをつとめていた時からタレントの神田うの優香、ほしのあきらに指導。

今年の夏には日本テレビ24時間テレビ36 愛は地球を救う」でチャリティーマラソンに挑戦したお笑いコンビ森三中大島美幸のトレーニングを指導。「カーヴィーダンス」の関連書はいずれもベストセラーとなっていた。

 「一時期は女性誌でヒロミと男女の仲の疑惑が浮上していることが報じられたが、結局、月給制で著書の印税がほとんど入らなかったことがきっかけで、うのらに背中を押され芸能人のクライアントをことごとく引き連れ独立。そのせいで、ヒロミのスタジオは経営が傾き、ヒロミがタレント活動を再開させた」(芸能記者)

 樫木さんはブログで「(自身のスタジオ)カーヴィーグランドが閉鎖するという悲しい通達がカーヴィーグランドオーナーの弁護士さんを通して10月18日に届きました」と報告。「深い悲しみと戸惑いと言い尽くせぬ思いでいっぱいです」と率直な心境をつづり、スタジオの会員に向け「力不足で本当に申し訳ございませんでした」と謝罪。今月31日に入会金の払い戻しなどについての文書がオーナー側から送付されるとしているが、入会待ちが300人ほどいたとしているが、「樫木が指導するのが芸能人ばかり。
一般人が指導を受けられることはないため、入会しても辞めていく会員が多かったようで経営がうまくいかなかったようだ」(フィットネス業界関係者)。

 樫木さんはいくらでも仕事がありそうだが、樫木さんのレッスンを受けられなかった会員や、スタジオのスタッフやトレーナーたちは「こんなはずでは…」と嘆いているに違いない。

*樫木裕実さん(写真左)