逮捕された男は10月19日、伊勢崎工業高校の職員室で、同僚の机や書類にスプレーのノリを吹き付け、汚した疑いが持たれている。
警察によると、逮捕された男と被害を受けた同僚は普段から仲が悪かったそうで、余罪や動機を警察が調べている。この男は、伊勢崎工業高校定時制工業科の教諭で、学校側が警察に通報し、事件が発生した。
動機は明らかになっていないが、仲の悪い同僚に怒り犯行に及んだと思われる今回の事件に、「イヤな同僚がムカついたのはわかるけど、校長や教頭などに被害を訴えるべきだったのでは。不器用なのか、なんなのか」「やることが子どもじみていて、酌量の余地がない。厳しく処罰されるべきだ」「子どもに物を教える人間とは思えない行動だ」と教師に怒りの声が上がる。
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一方で、「汚した教諭がイジめられていた可能性もある。行動は良くないが、しっかり調べる可能性がある」「ずっと我慢していたものが爆発してしまった可能性もある。職場環境はどうだったのか」「詳細をしっかり調べてほしい」と行動は良くないとしながらも、調査を望む声も出た。
現役の教師はこう話す。
「教師同士のいがみ合いや、冷戦などはしょっちゅうありますよ。人間同士ですし、いくら教師といっても、やっぱり合う、合わないがあるので。
教師の精神的ストレスをケアするようなシステムがあれば、今回の事件は防ぐことができたのかもしれない。