>>大相撲、舞の海氏の解説に「失礼極まりない」怒りの声 正代に“弱い”、御嶽海の邪魔にもなるとバッサリ?<<
正代が立ち合い、左を差しながら前に出るも、隙を見て右上手をつかんだ明生が反撃。最後は体を寄せながら正代を寄り倒した形となったが、伊之助は西方の正代に軍配を上げた。これに審判団が物言いをつけ協議した結果、正代の体が先に落ちているとして、行司軍配差し違えで明生の勝ちとなった。
取組後の報道によると、伊之助は打ち出し後に慣例に従い、日本相撲協会・八角理事長(元横綱・北勝海)に進退伺を提出。これを受けた八角理事長は伊之助を慰留しつつも、「しっかりしなければだめだ」と苦言を呈したという。
伊之助の軍配差し違えを受け、ネット上には「際どい相撲でも無かったのに差し違えるのは信じられない」、「素人目から見てもさすがにお粗末過ぎる、あれのどこが正代の勝ちなんだ」と苦言が寄せられた。同時に、「わざとやってんのかってぐらい正代戦でのミスが多くないか」、「正代の取組で過去に何度もやらかしてるから苦手意識でも持ってるのか?」といった呆れ声も多数みられた。
伊之助は2018年12月の立行司昇格以降、正代が出場した取組では2021年1月場所11日目・隠岐の海戦、2022年1月場所4日目・若隆景戦、今回の明生戦と3回軍配を差し違えている。また、2021年1・3月場所千秋楽の朝乃山戦では、それぞれ取組中の正代と接触するミスを犯し物議を醸した。