メインイベントIではGHCヘビー級選手権試合、チャンピオンの清宮海斗に拳王が挑戦。
しかし、試合はこれまでのGHCヘビー級選手権試合の中でもかなりレベルの高い試合となり、全日本プロレスから引き継がれたノアの重厚なプロレスを見せつけられたと言ってもいいだろう。最後は清宮が変型のシャイニングウィザードでカウント3。防衛に成功した。
バックステージで清宮は「日本武道館ありがとう。いろんな、いろんな経験、思いをくれた正月・日本武道館ありがとう。そして今日集まってくださったファンの皆さん、ありがとうございます。今はノアが世界中から選手が集まって、本当に競争率がめちゃくちゃ高い中だけど、ノアの世界を創っていくのは俺なんで。俺があらゆる面でこのノアを引っ張って、2023年、新しいノアに連れていきます。
今後の防衛戦については「本当に俺たちのプロレスって言ってるからね。もっと若い選手とか新しい海外の選手とか、やっていいんじゃないかなっていうか、そういう新しい光景を創っていきたいと思ってます。ありがとうございました。これからも俺を観に来てください」と語った清宮。横浜アリーナ、東京ドームとビッグマッチが続くだけにチャンピオンとして、ノアのプロレスをアピールしたい。
◆プロレスリング・ノア◆
『NOAH “THE NEW YEAR”2023』
2023年1月1日
東京・日本武道館
観衆 9500人(超満員札止め)
▼GHCヘビー級選手権試合(60分1本勝負)
<王者>○清宮海斗(19分23秒 片エビ固め)拳王●<挑戦者>
※変型シャイニングウィザード
※第41代王者が3度目の防衛に成功。
(どら増田 / 写真©︎NOAH)