プリンセス天功氏が大みそかの「第66回NHK白歌合戦」でAKB48高橋みなみが挑戦するイリュージョンを演出する。AKBグループと天功氏とのコラボは初となる。

世界的に活躍するプリンセス天功氏に今回の演出について取材した。

 まず、AKB48の高橋みなみについては、「初めて見たのが7~8年前に海外のテレビででした。やはり日本の女の子達は根性が違うなぁという印象があり、とても誇らしかったです」とかなり前から認識していたようだ。そんな高橋は、今年9月に出演したテレビ朝日系ミュージックステーション」で生放送中にマジックを失敗したことがあったが、プリンセス天功氏に高橋の“センス”について質問してみると、「生き生きしていてとてもフレッシュでした。イリュージョンは空間演出でもありますのでさすがに“つかんでいるな”と思いました。素晴らしかったです」と太鼓判を押した。


 さらに、「今回のイリュージョンは一瞬の出来事です。たぶん夢のような一瞬を楽しんで頂けると思っています」と自信を見せる。そんプリンセス天功氏の演出でのこだわりについて質問すると、「ご覧くださる皆様に“わぁー”と楽しんで頂ける事を心がけていて“こんな大掛かりなイリュージョンの道具なのに一瞬なの?”と思って頂きたいんです。限られた時間にスピーディーな展開で沢山のイリュージョンで夢を詰め込んでいくという演出にこだわっています」と答えた。

 これまで年末はアニエール(フランス)で過ごしていたというプリンセス天功氏だが、今回は高橋みなみへの演出を担当した。2015年を「日本では初めて皆様に見て頂くイリュージョン開発など新しい事にチャレンジできたことが沢山あったのでとても充実した1年でした」と振り返り、2016年は、「日本でのツアーに力を入れたいと思っています。
海外公演並に大掛かりなものなど“ステージに入るのですか?”と言われるようなものをラスベガスから持ってきています。ぜひ、日本の皆様に楽しんでいただこうと思っています」と意気込みを語った。