中国国営の中央テレビ(CCTV)は25日、中国を訪れる韓国人観光客が「爆増」していると報じた。

同メディアは「世界の観光業が急速に回復する中、中国を訪れる外国人観光客の数も急増している」とし、「今年1月に中国を訪れた韓国人観光客は14万人で、前年同期比9倍と爆増した」と報じた。

また、「こうした需要に応えるために韓国航空会社もコロナ禍で中断した中国便を続々と再開させている」とし、大韓航空が4年ぶりに仁川と湖南省張家界市を結ぶ直行便を再開したことを伝えた。

旅行の形態としては家族旅行が増えているとし、豊かな自然がある張家界市が特に人気を集めていると説明。また、都市観光やレジャーの需要も高まっており、上海市や山東省の青島市、煙台市、海南省なども人気が高まっていると伝えている。

なお、「訪中韓国人観光客が900%の爆増」は中国のポータルサイト・百度(バイドゥ)とSNS・微博(ウェイボー)のトレンドでいずれも1位になるほど注目を集めている。(翻訳・編集/北田)