新疆ウイグル自治区文化・観光庁によると、今年1-10月に同自治区全体で受け入れたインバウンド観光客は延べ419万6000人に達し、うちマレーシアからの観光客が前年同期比192.86%増の延べ111万人に上った。査証(ビザ)免除措置の施行と、中国の観光資源の特徴がマレーシアとは違っていることが魅力となり、マレーシアは新疆のインバウンド客の重要な供給源となっている。

新疆日報が伝えた。

2024年はマレーシアと中国の国交樹立50周年に当たり、23年末に両国は相互にビザを免除する措置を施行すると発表した。これが好材料となり、中国を訪れるマレーシア人観光客を増やすカギになった。

中青旅新疆国際旅行社の尼加提・玉素甫副総経理は、「新疆の自然と文化・民俗的情緒は、熱帯に位置するマレーシアの人々を引き付ける大きな魅力。ビザ免除措置が施行された後、たくさんの中国系マレーシア人が中国を旅行したいと考えるようになった。まずは北京、上海、広州などに行き、その次は新疆が最も行きたい旅行の目的地となっている」と説明した。(提供/人民網日本語版・編集/KS)

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