2024年11月22日、台湾メディア・中広新聞網は、最新の「世界最強パスポートランキング」が発表され、日本が長年保ってきたトップの座を明け渡したと報じた。

記事は、英調査会社ヘンリー&パートナーズがこのほど、ビザ(査証)なしで渡航できる国、地域の数を比較したパスポートの2024年世界ランキングを発表し、195カ国・地域にビザなしで渡航できるシンガポールが1位になったと紹介。

18~23年と6年連続で1位を保ってきた日本は192カ国・地域にとどまり、フィンランドやフランス、ドイツ、イタリア、韓国、スペインと並ぶ2位に順位を落としたと伝えた。

また、191カ国・地域で3位グループとなったのはオーストリアやデンマーク、アイルランド、ルクセンブルク、オランダ、ノルウェー、スウェーデンの欧州7カ国だったとした。

さらに、台湾は昨年の145カ国・地域から4つ減って141カ国・地域となったものの順位は1つ上がり、ペルーとともに34位になったと紹介。中国本土は85カ国・地域で60位、香港は171カ国・地域でアンドラ、ブラジルとともに18位となり昨年1つ順位を上げたと伝えた。なお、同ランキングは199カ国・地域のパスポート、227の渡航先が対象となっている。(編集・翻訳/川尻)

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