アジア開発銀行(ADB)は11日、12月版の「アジア経済見通し」を発表しました。
同報告書は、アジア太平洋地域の発展の勢いは堅調ですが、間もなく発足するトランプ次期政権による貿易、財政、移民政策の変更はアジア太平洋地域の発展を鈍化させ、インフレを高める可能性があるとして、2024年のアジア太平洋地域の発展途上国の成長率見通しを従来の5.0%から4.9%に、2025年については4.9%から4.8%に引き下げました。
ADBはアジア太平洋地域の発展に焦点を当てて、多くの国が出資して1966年に設立された開発銀行で、本社はフィリピン首都のマニラにあります。「アジア経済見通し」はADBの年次経済報告書で、アジア太平洋地域の経済発展を予測するものです。(提供/CRI)