中国外交部の林剣報道官は16日の定例記者会見で、中米が「中米科学技術協力協定」の長期延長をしたことについての記者からの質問に答えました。
林報道官は、中米両国の政府代表が13日に北京市内で、「両国政府の科学技術協力協定の改訂及び延長に関する議定書」に署名し、「中米科学技術協力協定」を2024年8月27日から5年間延長することで合意したと説明しました。
林報道官はさらに、「中米の科学技術の協力の本質は互恵とウィンウィンだ。『中米科学技術協力協定』は両国が国交を樹立してから最初に締結した政府間協定の一つで、中米の科学技術での交流と協力を力強く支えてきた」と指摘しました。
林報道官はまた、「『中米科学技術協力協定』の延長は中米首脳会談の共通認識を具体化する重要な取り組みであり、両国国民の利益に合致し、国際社会の期待に応えるものだ。両国の科学技術の進歩と経済と社会の発展を推し進めるだけでなく、双方がグローバルな共通課題に対応し、世界中の人々の幸せを増進することにもつながる。米国が中国と歩み寄って協力し、協定の取り決めを着実に実行し、中米の科学技術での協力の成果が真に両国に恩恵をもたらし、世界に恩恵をもたらすことを望む」と強調しました。(提供/CRI)