中国のケンタッキーフライドチキン(KFC)がクリスマスイブの12月24日から一部商品を平均2%値上げし、SNS上で大きな話題になっている。
財聯社など複数の中国メディアによると、中国での値上げは2年ぶりで、値上げ幅はおおむね0.5~2元(11~42円)程度。
同社の担当者は「今後も消費者のニーズの変化に注目し、より豊富な選択肢とより質の高いサービスを提供するよう努力していく」と述べたという。

中国では日本のようにクリスマスにチキンを食べる習慣はないが、それでもSNS・微博(ウェイボー)のホットワードランキングでは「クリスマスイブ」に続いて「ケンタッキーが2%値上げ」が2位に浮上するほど注目を集めている。
中国のネットユーザーからは「高いなら食べない。他の店もあるし」「味がますます落ちているのに値上げだと?」「また客離れが進む」「もうとっくに食べなくなった」「バーガーが小さい上にますます高くなっている。ケチャップすら(無料で)くれなくなった」「これを機に国産ブランドが頑張ってほしい」といった声がある一方、「街を歩けば一番経済的なのがマクドナルドやケンタッキーであることが分かる。しかも、比較的安心だし」とのコメントも見られた。(翻訳・編集/北田)