新年早々、中国各地で新たな海外投資プロジェクト数件が着々と建設を進めています。海外企業は中国の極めて大規模な市場やイノベーションと活力、開放政策などによってもたらされた新たなチャンスを楽観視し、中国経済の発展に引き続き深く参与しています。
上海市中心部にある百盛ショッピングセンターは現在、改装を急いでいます。上海に最も早く進出した外資系百貨店である同社は、2カ月前に契約が満了した後、再びオーナーと15年契約を結びました。
中国の消費のアップグレードがもたらす機会だけでなく、多くの外資系企業は中国の製造業のデジタル化が秘めているチャンスにも期待しています。江蘇省蘇州市では、スイスのある計器企業がスマート計測器製品の生産能力拡大のため、二つの新工場建設を急ピッチで進めています。
バイオ医薬は中国が最近開放と拡大を推進している重点分野の一つです。フランス系企業のサノフィは先ごろ、北京市亦荘で、単独投資案件としてはこれまでで最多額となる10億ユーロを投資して新たな生産拠点を設立すると発表しました。
また、在中国英国商業会議所と在中国ドイツ商工会議所はこのほど、それぞれ調査報告書を発表し、英国企業の76%が中国への投資を維持または増やす予定で、ドイツ企業の92%が中国での運営を継続し、半分以上の企業が今後2年間で投資を増やす予定だということです。(提供/CRI)