第20回中国展示会産業国際協力フォーラムが10日午前、天津市で開催され、中国国際貿易促進委員会(貿促会)が「中国展示会産業発展報告2024」を発表しました。報告によると、中国の展示会産業は昨年全面的な回復を基礎として、着実に発展する良好な態勢を実現しました。

2024年に中国国内で開催された経済貿易分野の展示会は計3844回(香港・マカオ・台湾を除く)、展示総面積は1億5500万平方メートルで、展示会の開催数は前年とほぼ同じで、展示面積は前年比で10.1%増加しました。また、会場の平均展示面積は2023年の3万5900平方メートルから4万300平方メートルに増加し、伸び幅は12.3%に達しました。

「報告」によると、中国が海外で開催する展示会は急速に発展する勢いを見せており、2024年に貿促会の承認を経て実行された海外での出展プロジェクト数は1166件に達し、うち展示会への出展は1067件、独自の開催は99件でした。こうした海外プロジェクトは68の展示会主催者と60の国や地域に及び、出展企業は5万社を超え、展示面積は70万3700平方メートルでした。また、海外での出展プロジェクト数、出展企業数、出展面積は前年比で20%以上増加しました。2024年に中国の海外出展プロジェクトの対象国の上位3カ国は、依然としてドイツ、米国、ロシアでした。(提供/CRI)

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