2025年2月18日、韓国・朝鮮日報は「桜を見に行こうとしていた韓国人に非常事態…日本、過去最高の“観光税爆弾”」と題する記事で「花見シーズンに合わせて日本の城が続々と入場料の引き上げを進めている」と伝えた。
姫路市は現在1000円の姫路城の入場料を来年3月1日から姫路市民以外は2500円に引き上げることを決めた。
また、記事は「入場料だけでなく、宿泊税という形で観光税を徴収する地方自治体も増えている」とし、「宿泊税を徴収する日本の地方自治体は23年は9カ所に過ぎなかったが、今年は25カ所に増えた」と伝えている。
東京都が02年に日本の地方自治体で初めて宿泊税を導入し、現在は大阪府や京都市も宿泊税を徴収している。昨年11月には北海道ニセコ町、今年1月には愛知県常滑市が課税を開始した。その他にも沖縄県、千葉県、熊本市など約40の地方自治体が導入を検討している。
昨年の訪日外国人の数は前年比47.1%増の3687万人で過去最多を記録。国・地域別では韓国が882万人で最も多かった。韓国人観光客増加の原因としては円安、航空路線の拡大、関連旅行商品の増加などが挙げられている。
この記事を見た韓国のネットユーザーからは「韓国人を狙って値上げしたな。
一方で「どうせ行く人は行く。入場料の引上げ分や宿泊料が気になって日本行きをやめる人はそもそも海外旅行に行かないよ」「韓国も見習うべき。外国人観光客が来て、どんちゃん騒ぎして帰るケースが多いのだから、それに見合うよう日本のように入場料を高く設定しないと」「韓国も韓国人と外国人で差をつけるべき。入場料無料の施設も多いが、施設の維持管理費は国民の税金で賄われている」などの声も見られた。(翻訳・編集/堂本)