13日に開幕した大阪・関西万博の中国館に対する日本人来場者の感想が、中国のSNS上で注目を集めている。
フェニックステレビの東京駐在記者である李淼(リー・ミャオ)氏は15日、中国のSNS・微博(ウェイボー)アカウントに、開幕初日に現地に取材に訪れた際のことについて「多くの日本人は中国館を見ると、まるでその場から動けなくなったかのようだった。
李氏が投稿した動画には、中国館の外観を見た日本人へのインタビューの様子が収められており、「すごく迫力があって歴史を感じる。漢字が良い」「圧巻というか、存在感がすごい」「中国の歴史が感じられるような建物で、中に入ってみたい」「文字のデザインに圧倒されて、今すぐに入りたい気持ち」「(行列整理ポールが)木で作られているのが珍しい。こだわっていてカッコいい」「真っ先に中国館に来た。一番気になっていた。月の砂(の展示)があると聞いたので気になる」「習字をやっていていろんな字体に興味がある。すごいなと思って見ていた」といった好意的な感想が聞かれた。

李氏は「この国際的な祭典で、中国館は建築を通じて一つの言葉を表現している。それは『文化は、人の心をひと目で引きつけることができる』だ」と評した。
中国のネットユーザーからは「確かに(中国館は)衝撃的。日本人はセンスあるね」「日本人はモノが分かる」「外観からして圧巻だもんね」「確かにとても美しい。丁寧に設計された作品。