2025年5月9日、韓国・アイニュース24によると、日本が最近、竹島(島根県)の領有権を主張する東京の展示施設をリニューアルオープンさせたことを受け、韓国文化広報専門家として知られる誠信女子大学の徐ギョン徳(ソ・ギョンドク)教授が「われわれも独島(竹島の韓国名)の広報戦略を見直すべきだ」と主張した。
徐教授は同日、自身のSNSで「日本政府は4月に独島などの領有権を広報するための展示施設(領土・主権展示館)をリニューアルオープンさせた」とし、「私は最近東京を訪れて新しくなった展示施設を確認し、関係者と話もした。
さらに「展示施設に入ると、外国人には英語で作成された案内冊子『日本の領土と領海』が提供される。リニューアルオープン後は1日平均100人が訪れ、外国人来館者も増えている」「(竹島を象徴する動物である)アシカの剥製展示、日本の漁民がアシカを捕まえるアニメーション、アシカのキャラクター化など、展示施設のあちこちにアシカが登場し『過去に日本が独島で漁業をしていた』という認識を植え付けていた」などと説明し、「われわれも独島の広報戦略を見直すべき。日本の挑発には断固として対応し、文化コンテンツを活用して世界に向けた独島の広報をさらに強化する必要がある」と主張したという。
この記事を見た韓国のネットユーザーからは「このような事態を放置してきた韓国政府は反省するべき」「日本がどんどんずうずうしくなっている」「このままでは日本に領土を奪われてしまう」「韓国政府がやるべきことを徐教授がやっている。国会議員らは一体何をしているのか」「独島に海兵隊を駐屯させてほしい。なぜ日本の顔色をうかがうの?」などの声が上がっている。(翻訳・編集/堂本)