開催中の2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)中国パビリオンでは、1日を12の時間帯に分けた「十二時辰」を紹介する動画が上映されている。
古代、人々は卯の刻(午前5~7時)に鳥の声で目を覚まし、辰の刻(7~9時)に朝食を作って食べるといったように、「十二辰」に合わせた生活を送っていた。
朝露がおりた農村の田畑では農民が「希望」という種をまき、都市ではデリバリー配達員が日差しを浴びながら街中を走り回り、実験室では科学研究者が星の広がる未知なる宇宙を探究している。このように日が昇り、月が沈むことを繰り返すのが「十二時辰」だ。
平凡な日々の暮らしの繰り返しは「動」と「静」が組み合わされており、何事にも時機が存在する。そして自然のリズムに合わせて暮らす中国人の生活理念を反映している。また、中国人独特の活気と幸せあふれる生活を物語っている。動画を通して、中国人がどのように「十二時辰」を過ごしているのか見てみよう。(提供/人民網日本語版・編集/KN)