東風商業宇宙イノベーション試験区で北京時間17日12時12分、6基の衛星を搭載した運搬ロケットの「朱雀2号改良型遥2」が打ち上げられました。搭載されていた衛星は天義29、天義34、天義35、天義42、天義45、天義46で、いずれも予定の軌道に投入され、打ち上げは成功しました。

「朱雀2号改良型」は中国初の、燃料と酸化剤の両方を低温で充填する運搬ロケットで、高度500キロの太陽同期軌道に4トン級の重量を投入することができ、低軌道と太陽同期軌道への衛星打ち上げを念頭に置いた、中国の宇宙産業の主力市場におけるコア製品です。今回は「朱雀2号」シリーズにとっての5回目の打ち上げでした。(提供/CRI)

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