北京市内で開催されていた第3回中国国際サプライチェーン促進博覧会が7月20日に閉幕しました。同博には75カ国から企業650社以上が出展し、5日間の会期中の来場者は延べ20万人を超えました。

今回の海外からの出展者の割合は前回よりも3ポイント上昇して35%でした。また、シュナイダーエレクトリックや国際自動車連盟(FIA)などの多国籍企業や機関が初出展しました。3年連続で出展したアップルは展示スペースを拡大しました。さらに前回の2.2倍の170以上の海外機関や団体が会場に足を運び、出展を見学して商談会を行いました。これらの状況により、グローバル化は今も大勢の赴くところであるという「解答」が示されました。

今回の博覧会では初めてイノベーションチェーンエリアが設置され、水陸両用有人飛行バイクなど100件以上の新製品や新技術、新サービスが初公開されました。実現が見込まれる技術取引の潜在的な取引額は控えめに見積もっても10億元(約210億円)を超えると予測されています。

この博覧会の開催の常態化は、世界の産業チェーンとサプライチェーンとの協力を推進する中国の躍動感ある実践です。第2回までのサプライチェーン博で促進された提携事業額は累計3000億元(約6兆2000億円)を超えました。大まかな統計によると、今回の博覧会では提携プロジェクトと金額がいずれも過去を上回り、ますます多くの中国内外の出展企業がこのサプライチェーン博を通じて、長期安定型の提携関係を構築しています。(提供/CRI)

編集部おすすめ