日本のコンビニエンスストアの張り紙が中国だけでなく台湾でも話題になった。台湾メディアの聯合新聞網が30日に報じた。
X(旧ツイッター)で先日、コンビニ大手ローソンの店に1枚の紙が貼られている様子を撮影した写真が話題になった。紙には「体調不良(熱中症)と思ったら無理せず店内で涼んでいってください」「気を遣って不必要な物の購入は不要です。体力回復だけに集中されてください。元気な時にまたいつかお越しください」と記されている。
記事はこの「心温まる」張り紙が日本のネット上で話題になったとし、「この店の店長、素晴らしい」「自分だったら逆に何か買いたくなる」「優しいお店だね」「手書きの掲示が、さらに温かみを感じさせる」などの声が寄せらたことを紹介した。
また、台湾のインフルエンサー「魚漿夫婦」が「こうした温かみのあるローソンが大好き」とこの投稿を紹介したところ、台湾のネットユーザーから「涼むだけと思って入っても、次の瞬間、チキンとドリンクを買っちゃいそう」「ありがとうございます。でも、誘惑に勝てずに爆買いしちゃいそう(笑)」「以前、日本のコンビニで飲み物を買って(店内で)何口か飲んだだけで、失礼な感じで追い出されたことがある。その後、日本のコンビニでは長居が厳禁であると知った。このお店は本当に素晴らしい。台湾的な人情味を感じた」といったコメントが寄せられたという。
なお、このローソンの張り紙は先月、中国のSNS上でも話題になった。(翻訳・編集/北田)
優しすぎるローソン pic.twitter.com/mBILslkFkR
— ずっと忘れたくない (@arinaariri) July 28, 2025