第2回国際人工知能(AI)オリンピック学術活動(IOAI)が8月4日、北京市十一学校で開幕し、61の国と地域から77の代表チームが参加しています。

同イベントでは、「団体チャレンジ」と「個人チャレンジ」の2部門が設けられています。

団体チャレンジは「未来の工場」をテーマに、「シミュレーションと実機の一体化」の形式で行われます。参加チームは模擬工場環境でタスク分析、アルゴリズム、プログラム設計を含めた全プロセスの開発を行います。上位10チームは実機を用いた課題に挑み、模擬未来工場で実践的なタスクに取り組みます。個人チャレンジに出場するチームは2日間にわたり1日6時間、合計6問の、機械学習、自然言語処理、コンピュータービジョンなどといったAIの主要分野を網羅する実践的タスクに取り組みます。

IOAIは国連教育科学文化機関(ユネスコ)の公的支援を受け、そのロゴ使用が許可されたイベントとして、世界初の中高生を対象としたAIの応用と革新に特化したハイレベルな学術活動であり、マサチューセッツ工科大学、オックスフォード大学などの世界トップクラスの大学と科学研究機関の専門家が共同で発起したものです。(提供/CRI)

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