青海省玉樹チベット族自治州で8月1日から3日まで、「玉樹-ネパールビジネス・貿易・文化交流シリーズイベント」が開催されました。イベント期間中、同省玉樹からネパールの首都カトマンズに向け、総額46万元(約941万円)の地元特産品を積んだ初の越境物流専用トラックが出発しました。
長年にわたり、青海省の牛肉、羊肉、手工芸品の海外進出と、ネパールの手織りじゅうたん、特色あるスパイスなどの中国市場進出が望まれていました。今年3月には両国が共同出資した国際貨物輸送会社がカトマンズに設立され、両国間の貿易、経済、文化交流のより効率的で便利な懸け橋となりました。
今回のイベントでは越境物流協力に加え、玉樹とネパールの政府関係者、ビジネス団体、文化分野の代表が集まり、ビジネス交流の深化と文化交流の相互促進に向けた意見の交換も実施されました。
イベント期間中にはさらに、青海・玉樹とネパールの芸術家たちが、民族色豊かで現代的な歌、舞踊、音楽を中心としたパフォーマンスを披露し、現地の市民や観光客に向け、国境を越えた音と光の饗宴を繰り広げ、両国の国民が「山水をつなぎ、世代を超えて友好を育む」深い絆を鮮やかに表現しました。(提供/CRI)