7日から始まる卓球のWTTチャンピオンズ横浜について、中国メディアは世界ランキング1位の孫穎莎(スン・インシャー)と同11位の橋本帆乃香の対戦に注目している。

中国国営の中央テレビ(CCTV)のスポーツチャネル・央視体育は5日、孫について「勝ち上がる過程で多彩な特殊戦型との対戦が予想されている」と指摘。

「同じブロックには日本のカットを得意とする名手・橋本帆乃香がいる。橋本は攻撃とカットを織り交ぜるスタイルの選手だ。『カットの女王』とも称される橋本は、今シーズンすでにWTT女子シングルスで二つのタイトルを獲得している」と警戒感を持って伝えた。

橋本は海外選手に強いことで知られており、2022年WTTフィーダーブダペストで中国選手に敗れて以降、現在まで中国選手を含め海外選手に一度も負けていないという。先月のWTT USスマッシュ女子シングルス3回戦でも、同4位の中国・王芸迪(ワン・イーディー)からストレートで勝利を挙げている。

WTTチャンピオンズ横浜では、孫は1回戦でチュ・チョンヒ(韓国)に、橋本は鄭怡静(台湾)にそれぞれ勝利すれば、双方の対戦が実現することになる。

中国のネットユーザーからは「孫の方の山にカットマンが2人共入るとか、どういうことなんだ」「抽選の前から橋本を孫に当ててくるのは分かってたわ。やりにくい相手を孫にぶつけようってことだろう」「孫は抗日専門家だから大丈夫(笑)」「いずれ当たるなら早い段階でねじ伏せてしまえばいい」「橋本は楽な相手じゃない。しっかりした練習相手を連れて行かないと駄目」といったコメントが寄せられている。(翻訳・編集/北田)

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