中国メディアの瀟湘晨報は6日、オーストラリアで交換留学生の14歳の中国人少女を殺害したとして現地警察に逮捕された13歳の中国人少女について、「精神疾患があった可能性がある」と報じた。
4日午後10時20分ごろ、ニューサウスウェールズ州ニューカッスル近郊のエッジワースにあるホストファミリー宅で短期交換留学生の14歳の中国人の少女が刺された。
瀟湘晨報は現地からの情報として、「加害者の13歳の中国人少女には精神上の問題がある可能性があり、それが今回の殺人容疑事件の一因になった可能性が指摘されている」と伝えた。
記事によると、6日午前に現地の児童裁判所で本件が取り上げられた。アンドリュー・エクホールド地裁判事は「少女は犯行当時、意識が混濁しており、精神錯乱状態だった。精神病の可能性がある」と述べ、少女の所持品から大量の薬が見つかったことを明かしたという。なお、裁判は10月に延期された。
中国のネットユーザーからは「中国人がオーストラリアで同胞を殺害」「海外ではやはり同胞に気を付けた方がいい」「本当に悲惨。一方は被害者、一方は精神病患者。どちらも若いのに」「精神疾患?親はよく海外に行かせたもんだ」「なぜ親は海外に行かせた?本人にとっても、周囲の人にとっても危険だろう」「精神的に問題がある多くの人間が出国しているという現実」といった声が上がっている。(翻訳・編集/北田)