北京で開催されていた2025世界ロボット大会は8月12日、閉幕しました。今大会では、国内外のロボット企業220社の製品1569点が集中的に展示され、うち人型ロボットは、「パフォーマンス型」から「応用型」への移行が示されました。

大会では、工業、農業、家政などの分野をめぐり500を超える応用シーンが構築され、ロボットの多様な生態を生き生きと表現しました。ショッピング、飲食、文化・クリエーティブ、フォトスポットを一体化した第1回「E-Townロボット消費フェスティバル」も開催され、ロボット大世界、ロボット4S店(販売・整備・部品・サービスの一体型店舗)が設立されました。ロボットと関連製品1万9000台が販売され、売上高は2億元(約41億円)を上回り、一般家庭の各シーンに向けたロボットの普及を強力に推進しました。

産業促進面では、今大会の融資額は14億8100万元(約305億円)に達しました。また大会期間中、「2025エンボディドAIロボットの発展傾向」「ロボットの海外進出研究報告」などの研究成果が発表されたほか、「エンボディドAIロボット技能人材育成計画」がスタートし、革新チェーン、産業チェーン、資金チェーン、人材チェーンの深い融合も推進しました。シンガポール企業開発局が29項目の調達と協力需要を発表したことを含め、一部の外国ロボット連盟や機関は、大会でロボット応用シーンの需要を発表し、世界のロボット産業チェーン、サプライチェーンの開放的な協力を力強く推進しました。(提供/CRI)

編集部おすすめ