今年6月に京都市の路上で中国人観光客が切りつけられた事件で、中国人の男が逮捕されたことが中国でも大きな話題になっている。

京都府京都市で6月6日、中国人観光客の男性(37)が刃物で切り付けられた。

男性は中国からの団体旅行の参加者で、男は別の参加者と口論になり、男性が「声が大きい」などと男を注意したところ切り付けられた。

事件については「中国語で口論していた」との情報が出ていたことから、当初から犯人は中国人ではないかとの憶測が飛び交っていたが、京都府警は今月18日、中国籍の旅行案内会社経営の譚超(タン・チャオ)容疑者を殺人未遂の疑いで逮捕した。譚容疑者は「今は何も話しません」と話しているという。

中国のSNS・微博のあるブロガーは、「今年6月に中国人観光客が京都で切り付けられた事件があったでしょう。良い知らせ『犯人が捕まった』。悪い知らせ『犯人も中国人だった』」とつづった。

中国のネットユーザーからは「だから言ったんだ」「やっぱりそうだったか」「また同胞」「言いたくないけど、毎回手を出すのはみんな…(中国人)」「気まずっ」「横っ面をひっぱたかれたような真相だ」「日本に対して何も言えなくなるじゃないか」「基本的にみんな同胞がやらかしてる」「国内のメディアは報じないだろうな。彼らは中国人観光客が日本で切り付けられたことだけを報じる」といったコメントが寄せられている。(翻訳・編集/北田)

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