中国メディアの環球時報は19日、微短劇(ショートドラマ)の国内市場規模と海外展開について伝えた。
中国で微短劇は1話当たり数十秒から15分程度で明確なテーマと連続性を持つドラマと定義される。
微短劇の国内市場と海外展開について分析した中国の調査会社、艾媒諮詢(iMedia Research)の報告書によると、国内市場は「猛烈な勢い」で発展し、2023年の市場規模は前年比267.65%増の373億9000万元(現在のレートで約7478億円)で、27年には1000億元(同約2兆円)を超える見通しだ。
報告書によると、海外市場で海外の視聴者の視線を引き付ける中国の微短劇がますます増えている。海外における中国の微短劇の単月の収入は23年7月の640万ドル(現在のレートで約9億4080万円)から24年7月の5970万ドル(同87億7590万円)へと増えた。世界的な需要の恩恵を受け、海外における中国の微短劇のアプリダウンロード数は23年第2四半期(4~6月)から24年第1四半期(1~3月)にかけて19倍近く増えた。(翻訳・編集/柳川)