国務院報道弁公室が8月27日に開いた記者会見で、商務部の関係者は、サービス輸出を促す一連の政策措置を関係部門と連携し、近日中に打ち出すことを明らかにしました。
上半期、中国のサービス貿易総額は前年同期比8%増の3兆9000億元(約80兆円)に達し、うちサービス輸出は15%増の1兆7000億元(約35兆円)でした。
サービス輸出の急成長は主に運輸、旅行などの伝統的なサービス貿易分野でした。上半期において、運輸はサービス輸出規模が最大の分野で、旅行は同じく伸びが最も速い分野でした。
知識集約型サービス貿易の潜在力は持続的に発揮されています。上半期は、知識集約型サービス輸出のうち、その他の商業サービス、電気通信・コンピューター・情報サービスの輸出規模が比較的大きかったです。
商務部の盛秋平副部長は、「国務院弁公庁のハイレベルで開放するサービス貿易の質の高い発展の推進に関する意見」に盛り込まれた各措置の実施に引き続き力を入れるとともに、近日中に関係部門と連携してサービス輸出を促す一連の政策措置を打ち出し、財政・税制、金融、利便化などの分野でサービス輸出促進の取り組みをさらに強化し、政策環境を絶えず適正化していくと強調しました。(提供/CRI)