2025年8月25日、台湾の女性誌BEAUTYは日本の大人気アニメ「鬼滅の刃」の興味深い設定について紹介した記事を掲載した。
記事はまず、時代背景について「『鬼滅の刃』にはさまざまな日本の歴史時代が登場する。
次に、「『廃刀令』は武士にとって大きな打撃だった。鬼殺隊が政府に認められず、無限列車に乗る前に刀を隠さねばならなかった状況とよく似ている。また、大正時代の西洋化は登場人物の服装にも表れている。鬼殺隊の制服は洋装と和装が融合しており、無惨に至っては西洋のスーツにシルクハットを合わせ、鬼の王でありながら当時の流行を意識した装いをしている」と言及した。
また、主人公の炭治郎について「鬼となった妹・禰豆子(ねずこ)を人間に戻す方法を探し、殺された家族の仇を討つために鬼殺隊へ入隊する。明るく善良で、哀れみの心を持ちながらも過剰に善人ぶることはなく、ファンから深く愛されている。しかし『鬼滅の刃』の前身の『鬼殺の流』では、炭治郎はもともと主人公ではなかった。当初の主人公は目が不自由で隻腕、両足義足の寡黙な性格だったが、この設定では読者が感情移入しにくいとされ、連載会議で落選した。その後、初代編集担当の片山達彦氏の助言を受け、主人公の設定を変更し、現在の炭治郎が生まれた」と紹介した。
さらに、柱については「鬼殺隊剣士の最高等級であり、隊員の構成は戦死や引退などの理由で随時入れ替わる。
それから、十二鬼月について「無惨直属の部下であり、上弦と下弦に分けられ、それぞれ6体ずつ計12体の最強の鬼で構成されている。下弦の鬼は頻繁に入れ替わり、無惨の怒りによりほぼ全滅させられ、下弦の壱・魘夢(えんむ)だけが残されたが、無限列車で討たれた。一方、上弦の鬼は強大な実力を誇り、多くの鬼殺隊の柱を斬殺してきたが、鬼殺隊との激闘の中で次第に討伐され、その結果、鳴女(なきめ)と獪岳(かいがく)が新たな上弦の肆と上弦の陸に補充された」と述べた。
そして、「上弦の鬼はそれぞれ鮮明な特徴を持ち、邪悪さの裏側には悲惨な物語がある。その名や外見はさまざまな伝染病を想起させ、これは鬼が『人を喰う』設定とも重なっている。無惨は生まれつき病弱で、治療薬によって鬼となり、人を喰らわねば生きられぬ存在となった。その変幻自在な擬態能力は、体内で静かに増殖するがん細胞に酷似している。また無惨が唯一恐れる太陽光はがん治療の放射線療法を想起させる」と論じた。
続けて、「上弦の壱・黒死牟(こくしぼう)は名の通り黒死病を連想させ、上弦の弐・童磨(どうま)の血鬼術で肺胞を破壊する攻撃は肺結核の症状を想起させる。